評価:(星3)
使わなくなる、でも感動。
そんなASMR好きなら誰もが知っているといっても過言ではないワイヤレスイヤホン【ag COTSUBU for ASMR】を今回はレビューしていく。
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ag COTSUBU for ASMRの概要
最初に、ag COTSUBU for ASMRの概要を説明すると、世界初ASMR専用完全ワイヤレスイヤホンで、final E500の後継機種という扱い。
カタログスペック
- 7480円(2023年6月Amazon・公式ストア価格)
- 完全ワイヤレスイヤホン(Bluetooth 5.2)
- ラベンダーカラーのみ
- SBC、AAC、aptX
- 連続5時間再生|ケース込み20時間
- 片耳3.5グラム(AirPodsProは5グラム)
- Type-C充電|ワイヤレス充電非対応
- タッチパネル
- IPX4
軽い!防水対応!がカタログスペックからわかる特徴。
下記からは実際に3ヶ月使用してのレビュー。
ケースが中途半端すぎ
まず商品画像やこの上記画像に騙されてはいけない。実はこのイヤホン、下部がエッジ仕様になっているからどう頑張っても立たないんだ。
もしも立っている画像があればそれらはほぼ全て、後ろにテープや紙を設置している。
軽い傾斜を付けただけでケースの蓋が閉まる
ag COTSUBU for ASMRの致命的な欠点として、軽い傾斜を付けただけでケースの蓋が勢いよく閉まることが挙げられる。
目を細めながらイヤホンを取り出そうとすると「あっっ」となり勢いよくケースが閉まり取り出せない。
そして、このイヤホンはかなりコンパクトということも相まって、人差し指が触れるだけで閉じることもある(動画はそれに近い)。
次回作があるなら絶対に改善してほしい点。
装着性
ag COTSUBU for ASMRの装着性は悪くはない。でも良くもない。
時間で言うと1時間ぐらいなら余裕で付けられるんだが、そこからは耳が「あ、休憩したい」と言って外したくなる。
少なくともAirPods Proと比べたら装着性は悪い。
寝ながらだと使いにくい
ag COTSUBU for ASMRは寝返りを打つと耳が圧迫されるから、寝ながら使うというのはあまり現実的ではない。
そして何より操作に使うタッチパネルが好感度で10回に1回ぐらい誤操作を起こす。設定でオフにしたり出来ないから鬱陶しく感じる。
解像度が異次元の音質
ここまで悪い点をあげていったが、ここからはいい点。
ASMRイヤホンとしての本領発揮。音質が解像度に極振りしていて、本当にそこに存在しているかのような感覚を体験できる。
これは普通のイヤホン・ヘッドフォンだと絶対に体験できない。聴いていて本当の意味でゾワゾワできる。
高音が刺さらない
ag COTSUBU for ASMRは本当に高音が聞き取りやすい。
不快な高音が刺さるということがない。いい感じに丸くなってる。
普通の音楽を聴く?何を言っているんだ、君は?
ag COTSUBU for ASMRで例えば結束バンドの音楽を聴くと迫力が消えている。
低音が鳴っていない。ボーカルが安いイヤホン特有のあのボワボワ感がある。聴いていて楽しくない。
これはロック系の音楽じゃなくても同様で、普通の音楽を聴く用途でこのイヤホンは開発されていないことがわかるから逆に面白い。
ただTwice曲限定でなぜか心地が良く聞こえた。いつも使っているイヤホンで聴き比べてるとTwiceの曲は低音がかなり強く作られているから、それがag COTSUBU for ASMRのチューニングで抑えめになってボーカルが聞き取りやすくなっていた。
数回使うと満足して使わなくなる
AnkerのSound Core Liberty 4を普段使いしている身として、ag COTSUBU for ASMRは「装着のし心地がそこまで良くない、寝ながらだと使いにくい、ワイヤレス充電できない」こんな些細な理由で自然と使わなくなった。
感動はする、ただじゃあ普段使いイヤホンがゾワゾワしないか?と言うとそうではないから「まぁいいか」となっていき自然と触れる頻度が落ちていく。
そして放置。
結論的にサブイヤホンを探している方、1週間に1度使用を検討している方は是非とも購入して感動して放置してほしい。ハハッ。