年会費なし・複雑な条件なしで1.5%還元を実現したV NEOBANKデビットカード。
あまりの高還元率に、某QRコード決済サービスのように実は色々な店舗でポイント対象外がある気がしてならない。
この記事では、そんなV NEOBANKデビットにはポイント対象外店舗はあるのか?そしてポイント算出方法、付与タイミングを筆者の実例を交えて執筆していきたい。
ポイント対象外はあるのか?

公式ページより引用
結論から言えば、V NEOBANKデビットにポイント対象外店舗は存在しなかった。
どこを見ても「対象店舗などの条件を問わず、どこでもいつでも1.5%が還元」と明記されている。実際に使ってみても、特定の加盟店で付与されないといったケースは確認できなかった。
ポイント算出方法
ただそれでも不安という方へ、公式のポイント算出方法を要約すると以下の通りである。
- 月間で付与されるポイントは1取引あたりのポイントを合計し、小数点第1位以下を切り捨てた値。
- 毎月合計1000円以上利用すれば付与対象。
- ポイント付与の対象は後日、加盟店から送られてくる「売上確定データ」の金額であるため、利用月とポイント付与の対象の月が異なる場合があり。
例えば1300円の取引なら「1300円 × 0.015 = 19.5」で端数切り捨て → 19ポイント付与となる。
つまり、このポイント算出方法より、月の合計利用金額が1000円以上というごく軽い条件はあるが、それを乗り越えれば
各取引毎に1.5%を計算→小数点以下切り捨て→合算
というシンプルなルールで構成されている。
一点注意すべきは「売上確定データ」がポイント付与対象になる点。サブスクや海外取引、月末の決済など、確定データの到着が遅いケースでは翌々月にポイント付与されることもあるだろう。
筆者の実例
そのうえで筆者の実例が下記だ。
- 8月の利用金額:43,677円
- 翌9月に付与されたポイント:651ポイント
この月には検証も兼ねて、一般的にはポイント対象外とされがちな
- 楽天ペイのカード紐付け決済
- ナナコのApple Pay経由チャージ
- PASMO・Suicaチャージ
を試したが結果、特に対象外になることもなくすべてポイント付与対象となった。
ちなみに計算上は「43,677円 × 0.015 = 655.005」と、実際の651ポイントと比較して4ポイント差が生じているが、これは先述したとおり取引ごとのポイント計算時の端数処理によって生じたものだろう。
ポイントはいつ付与されるのか?

続いて、ポイントはいつ付与されるのか?について。
筆者のケースでは、8月利用分・9月利用分ともに翌月の16日にポイントが付与されたことが確認できた。さらにVポイントアプリ上で実際に利用可能になったのは翌17日からだった。
まとめ
| ポイント対象外 | なし(電子マネー・公共料金など全て) |
| 算出方法 | 取引ごとに1.5%計算 → 端数切り捨て |
| 付与時期 | 翌月16日に確認可能、翌17日から使用可能 |
正真正銘、クレカを超えた超高還元デビット「V NEOBANKデビットカード」。
ただし、この圧倒的高還元は明らかに採算度外視であり、永続することはないだろうから、使えるうちに全力で使うのが得策だと言える。
