【徹底調査】ご注文はうさぎですか？の作者Koi先生を語りたい

Koi先生は私にとってオタクとしての原点である。Koi先生がいなければ、アニメを好きになることはあっても、今でも”萌え”に対して邪な目で見ていたはずだ。

そんなKoi先生はHPの更新は2015年10月で止まっていて、pixivは新刊発売時のみ投稿され、Twitterアカウント（現Xアカウント）は2025年なのにも関わらず存在していない極めて謎な人物でもある。

そんな謎な人物を知りたくなった。

ということで、Koi（Ｋｏｉ）先生の知られざる歴史を現在使えるすべての手段を用いて徹底的に調査したから、その調査結果を綴っていく。

⇒まとめ表へのショートカット（全文読んでから見ることを推奨）

前提知識

Koi - Wikipedia　Koi - pixiv

まず、この記事の前提知識として、上記を共有しておきたい。これらはごちうさ展のパンフレットに記載していた紛れもない事実である。

第1章Koi先生の旧HP・Blog

調査していくなかで、一番最初に発見したのはKoi先生が今のWIX.comで作られているHPよりも、長く運営していた昔のHP【EXTREMITY OF THANKS】。

このHPには、住居地が東京であることやpixivのリダイレクトURL名にkoisan（今でも一応動作）を指定していること、ブログURLが設置されていること、など今となっては考えられないほど興味深い情報が多く掲載されていた。

そのほか、【感謝の極み】というブログも更新していて、下記のような内容やイラスト・お仕事情報などが投稿されていた。

• Rabbit House Tea Party2014に現地参加
• アニメ制作の手伝い（私服等）
• ごちうさの舞台であるアルザス地方近辺に行った
• ありがとう！

fc2ブログということは

EXTREMITY OF THANKS（yukitiyo.web.fc2.com）←閉鎖済

感謝の極み（https://sumisirosikkoku.blog114.fc2.com）←閉鎖済

この2つの旧HP・Blogはサードレベルドメインでわかるとおり、FC2ブログで作られているのだが、FC2ブログということで気づくことがないだろうか。

そう、yukitiyoやsumisirosikkokuというサブドメインは”Koi先生自身が”設定しているんだ。

ゆきちよ？すみしろしっこく？

第2章：本編の幕開けCircle Reveryというゲームサークル

ゆきちよは後で触れることにして、すみしろしっこくと調べて検索上位に出てきたのは謎サークルCircle Reveryレヴァリィのスタッフ日記だった。この日記は2025年現在でも閲覧可能である。

軽く目を通してみると、Circle Reveryは『夢刻のマレビト』という同人ゲームを開発しているらしく、純白漆黒はその絵描き担当だそうだ。

この時、私は「検索上位にも出てくることだし、なにかCircle ReveryとKoi先生は関係あるのかもしれないな〜」と思い、Twitterで調べてみると、何やら純白漆黒はKoi先生の旧ペンネームらしい。

「そうはならんやろ」と思いながら、純白漆黒さんの日記を軽く読み漁っていくと【SAIいいよSAI】という記載があるではないか。

これはもしかするのではないか？脳裏にこの言葉が浮かびながら、重く読み漁っていくと…

こんな情報が投稿されているではないか。もしかした。確実に純白漆黒はKoi先生だ。

そうなれば話は速い。このブログを徹底調査し、手がかりになりそうな情報から頑張るだけ。

その結果が下記となる。

日本工学院八王子専門学校が卒業校な理由

どうも、純白漆黒です。
PNを「こいゆき」に変えましたので、改めてよろしくお願いします。

最近ようつべで、ぱにぽにを流しながら絵を描いています。
いやぁー、こういうノリは大好きですねー。
終始、笑いっぱなしでございます。

それに、なんつーかいろいろエロい。
絵描きの私にとっては勉強になります（あ

そういえば今日はうちの専門で文化祭があります。
今年はベッキーが来るそうで。

ちょうどぱにぽににハマっている私にとっては、ベッキー繋がりかぁって思ってみたり。

マホマホ [2006年10月8日]｜スタッフ日記より引用

2006年10月にベッキーが来た専門学校の文化祭を探すと、東京工科大学と日本工学院八王子専門学校の共同で開催されている紅華祭しかない。

東京工科大学は専門学校でないから、Koi先生が卒業した学校は日本工学院八王子専門学校である。

同窓会会報｜東京工科大学同窓会

36歳or35歳という年齢がわかる理由

どうも、こいゆきです。
今週は飲み会ラッシュで、だいぶ不規則な生活を送っております。

久しぶりに高校の友達で集まって飲み会。
クラスの友達と個人的な飲み会。
そして、明日はクラスで飲み会。

がげふ。

さて、明日は専門で最後の授業です。
もう、八王子ともお別れか。
あっという間の2年間だったのであんま実感できませんわー。

飲み会らっしゅ。[2007年3月2日]｜スタッフ日記より引用

2007年3月に専門学校を卒業するということは高校卒業・専門入学は2005年3月。

よって、Koi先生の年齢は36歳もしくは早生まれだと35歳である。2023年時点。

PhotoshopCS2からSAIに移行したことがわかる理由

初投稿の際、画像が添付されていたのだが、そのEXIFに

【CanoScan LiDE 60 | Adobe Photoshop CS2 Windows】

というデータが残っていた。そして、4月22日に「SAIいいよ」という投稿がされていた。

その他がわかる理由

手を描くのが苦手⇒Ｎ．Ｈ．ＫのＨ

アルバイト（スーパー）⇒花粉症。

一人暮らし⇒大雨だーーー！

エイプリルフール→花粉症。

Circle Reveryのゲームは結局、世に出ることはなかった…

Koi先生について色々わかったこのCircle Reveryが制作していたライトビジュアルノベルゲーム『夢刻のマレビト～黄昏～』は結局世に出ることはなかった。これは画像左のProductsが工事中になっていることからわかるだろう。

一応と思ってCircle ms等で調べてもヒットすることはなかった。

第3章下積み時代

Circle Reveryを調査していたなかで、「純白漆黒」あるいは「こいゆき」は就活が忙しいという投稿を行っていた。

純白漆黒（こいゆき）は学校を卒業してからごちうさを連載するまでの間、どこで働いていたのか？

それを調査するため、Koi先生が昔に関わっていたコンテンツを調査した。

萌えキャラフリーイラスト集から。本書ではイラスト毎に作者記述なし、絵柄からKoi先生だと断定

過去にKoi先生が関わっている本・ゲーム・仕事をほぼ全てまとめたのだが、2010年までナツメ社（編集はサイドランチ）でしか出版していない。

2010年というと、卒業してからのいわゆる下積み時代に当てはまるから、Koi先生はごちうさ連載までサイドランチ社で働いていたと予想できる。

単なる偶然だと思う方は以下のURLを参照して確証に変えてほしい。ココアちゃんの親戚かな？

イラスト制作 | 株式会社サイドランチ 漫画編集プロダクション

pixivの投稿頻度が半端じゃなかった

現在、Koi先生のpixivアカウントはごちうさ新巻発売当日しか投稿されていないが、2008年〜2013年ぐらいまではごちうさ以外のイラストを1週間に1回ぐらいの高頻度で投稿していて、コメント返しもしっかりとしていた（一人称は俺）。

yukitiyoを鍵にTINAMIアカウントを発見

「いやいやいや、そんなのありえないでしょ」と思う方へ、今でもそれが垣間見れるSNSアカウントを見つけてきた。

KoiさんのTINAMIアカウント（22996）

紛れもないKoi先生の10年前のイラスト。

2人組ユニットという事実についての考え

ここまで、Koi先生あるいは純白漆黒あるいはこいゆきという人間を調査してきたが、そうはいってもKoi先生は2人組ユニットだ。

これはごちうさ展入場時そしてパンフレットの最初に確実に記載されていた事実。

「あれ？この記事にもう1人のこと書いてなかったな…おかしいな…」

この件に関して、現在も色々調べたり考えたりしているのだが、私はKoi先生は確実に1人しか存在していなく原悠衣先生とのユニット説で落ち着いている。

というのも、あまりに私達が知っているKoi先生がKoi先生たらしめている特徴が純白漆黒であり、もう1人の情報が一切出てこないんだ。

原悠衣先生とのユニット説

原結衣先生とのユニット説を唱えるにはいくつかの理由がある。

• 上記ツイートでわかる通りイラストのテイスト・ファン層が似ている
• どちらもSAIを使用
• Koi先生の旧ブログによく登場
• ごちうさ第1期1話のエンドカード担当は原悠衣先生
• まんがタイムきららマックスの表紙で何度もコラボ

これらから、Koi先生×原悠衣先生の２人組ユニット説を唱えたい。

もしもこの説が正しければ急に発表した理由や1人の情報しか出てこない理由、ごちうさ展パンフレットインタビューを結局1人で答えている理由など大体全ての疑問が解決する。

ただし、この説には1つ重大な欠陥があり、原悠衣先生がなぜ公言しないのか？ということ。
色々理由を考えることはできても決定打になる理由が思いつかない。

とはいったものの、今ある情報を整理して推理すると現実的な説はこれしかない。調査・推理の限界。

とはいえ謎はまだ多く存在

これで徹底調査してわかった内容を大体全て記述していったんだが、これでもまだ解明できそうにない謎な部分がある。

yukitiyo

Koi先生の旧HPのドメイン名はyukitiyo.web.fc2.comなのだが、このサブドメインが謎。

もしかして本当にKoi先生は2人存在して、もう1人の旧ペンネームがyukitiyoなのか？

全角表記

Koi先生はなぜか全角を好む。公式HPや芳文社の作品一覧など、Koi先生の表記は大体全て全角だ。

もしかして本当にKoi先生は2人存在して、2人のときはＫｏｉ、1人のときはKoiにしているのか？

おまけ｜BookLiveにお問い合わせ

Koiの一覧｜BookLive　 あっとの一覧｜BookLive

BookLiveという電子書籍配信サイトには作者プロフィールページというものが存在していて、そこに【Koi先生の性別：男性】という記載がある。そして、性別不詳の『のんのんびより』の作者であるあっと先生の性別も”男性”という記載がある。

誰もが「絶対に間違った情報だろ」と思うはずだから実際にお問い合わせを送ってみると、

「情報提供元に確認し対応します。情報提供元の名前は言えません」

というような内容の返信が返ってきた。

ここでのポイントは情報の正確性ではなく情報提供元がいる事実。この情報提供元は一体どこ？というのが謎な部分。 

徹底調査してわかったKoi先生の詳細プロフィール

性別はpixivのブックマークで各自で確定してほしい。Koi先生の思考が少し垣間見れる。

歴史・時系列

この記事を公開するにあたって

人によってはこの記事を「流石にここまで書くのはまずいでしょ」と思ったかもしれないが、執筆している人間もそう思っている。

どこまで公開するべきなのか？そもそも公開すべきではないのか？を悩みに悩んでいた。

木构小镇的创造者，神秘的Koi（https://www.bilibili.com/read/cv9321793）

ただ、そんな時こんな記事を見つけGoogle翻訳を駆使して読んでみると、Koi先生の過去について画像付きで事細かに説明されていた。

ごちうさ4期が放送されKoi先生について知りたい人が増えた時に、もしもこの記事が見つかった場合どうなるか？を考えたら、ほぼ全てを公開するのが最善だと判断した。