それにしても、GalaxyWatch4Classicはウブロ×スマートウォッチを体現したかのようなボディに、OneUI×WearOSが搭載されているとか最高ですよね。
しかし、そんなGalaxyWatchはGalaxyWatch4から、iPhoneでペアリング(同期)出来なくなる→(GalaxyWatch4からはiOSに対応せず)という致命的な欠点を持つようになりました。
TizenOSからGoogleが作っているWearOSに変更されたので仕方ないといえば仕方ないのですが、そうは言ってもiPhoneでGalaxyWatchを使いたい!
ということで、今回はiPhoneに対応していないはずのGalaxyWatchをiPhoneで使う方法を解説していきます。
Androidスマホが必須
実は今回紹介する方法はAndroid8以降のスマホが必須です。
ただ、用途は”家での通信”のみなので中古5000〜1万円ぐらいの低スペックでも、中古でも、全く構いません。
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GalaxyアカウントとGalaxyWatchで同期
必須事項を書いた所で、どうiPhoneとGalaxyWatchを繋げるかというと
GalaxyアカウントとGalaxyWatchとAndroidスマホを同期してクラウドにあげて、iPhoneで受信する
という方法で成り立たせます。
わけわからないように見えますが、1度理解すれば超簡単なのでご安心ください。
設定方法
まずは作業フロー(手順)をざっと説明していきます。
【Androidスマホ側】
- Galaxyアカウントを開設
- S HealthとGalaxyウェアラブルをインストール
- GalaxyWatchとAndroidスマホを接続(ペアリング)
- Galaxy ウェアラブルからGalaxyアカウント・Googleアカウントに接続&同期
- S HealthからGalaxyアカウントと同期
- 常にWiFi接続&充電
難しそうな作業のようで、実はペアリングの延長線。
【iPhone側】
- iPhoneにSamusug Healthをインストール
- Samusung HealthでGalaxyアカウントに接続
詳しくAndroidスマホ側の設定方法を説明

このスマホはGalaxyS21+
1番作業量が多いAndroidスマホ側の設定方法を詳しく説明していきます。
Galaxyアカウントを開設
まずは下記のURLから、Galaxyアカウントを開設しましょう。
https://account.samsung.com/membership/intro
2つのアプリをインストール
GooglePlayストアから下記のアプリをインストールしてください。
GalaxyWatchとAndroidスマホを接続
Galaxyウェアラブルを開けば、丁寧に接続方法を解説してくれるので説明を省きます。
(Galaxy Watch4、5 シリーズ) 端末とペアリングする方法について教えてください。|Samusung
Galaxy ウェアラブルでGalaxyアカウント&Googleアカウントに接続&同期
Galaxyウェアラブルから、「時計の設定」⇒「アカウントとバックアップ」画面からGalaxyアカウントと自分が持っているGoogleアカウントに接続&自動同期しましょう。
このようになればOKです。
⑤S HealthでGalaxyアカウントに接続
最後にS HealthからGalaxyアカウントに接続しましょう。設定さえ見つかればGalaxyウェアラブルと同じ。
このようになればAndroidスマホ側の設定は終了です。
詳しくiPhone側の設定方法を説明

このスマホはiPhone 12
次はiPhone側の設定です。
こちらはSamsung(Galaxy)アカウントからデータを受信するだけなので、設定は難しくありません。
iPhoneにS Healthアプリをインストール
S HealthのiPhoneバージョンをAppStoreから入れてください。
Samsung HealthでGalaxyアカウントに接続
「その他」→「設定」→「Galaxyアカウント」から自動同期出来るようにしましょう。
これでiPhone側の設定も終了です。
カレンダー同期だけは別枠
と思いきや、カレンダー同期だけは別枠です。
カレンダー同期をしたい方は以下の方法を全てこなしてください。
多分、出来るようになります。
そしてGalaxyスマホ限定。
カレンダー同期方法(大まか)
- Galaxy標準カレンダーにGoogleアカウントを追加
- iPhoneのカレンダーにGoogleアカウントを追加
- 元々使っていたカレンダーをGoogle Calendarに移行
- Androidスマホの【設定】⇒【Galaxyクラウド】にアクセス
- カレンダーのみ同期をONにする
僕もなぜ同期出来ているのかわからないのでこのような扱いにしました。
仕組み

間にクラウドがある感じ
設定方法を説明されても、イレギュラーな問題が発生した時に対処できないと思うので、意味がわからない設定をどうしてそうやるかを紐解いていきます。
- 家にあるAndroidスマホと接続(在宅中)
- 天気予報&カレンダーなどの情報がAndroidスマホによってGalaxyWatchにダウンロード(在宅中)
- GalaxyWatchで在宅中にダウンロードされた内容が外でも見られるようになる
- GalaxyWatchに心拍数・トレーニング履歴などのデータが蓄積(外出時・オフライン時)
- 家にあるAndroidスマホと接続(帰宅時)
- 外出時に記録された蓄積データがAndroidスマホ(Galaxyアカウント)にアップロード(在宅中)
- Galaxyアカウント(クラウド)を通じてiPhoneに外出時に記録された蓄積データがダウンロード(在宅中)
- iPhoneでS Healthデータが見られるようになる
123、4567の同期方法は似ているようで少し違います。123はAndroidスマホによってダウンロードされていますが、4567はGalaxyアカウントによってアップロード出来ています。
ダウンロード=受信 アップロード=送信
とてもとても分かりづらいかもしれません。でもいつか、わかるようになります、多分。
使える機能
上記の方法で何が出来るのか説明します。
使える機能
- 壁紙などGalaxyWatchのデザイン変更
- 時間確認
- カレンダー
- タイマー&ストップウォッチ
- コンパス
- 天気予報(家の地点のみ)
- トレーニングの詳細履歴(ルートも出来る)
- オフラインでの音楽再生
- ストレスや心拍数など測定
- NFC決済(Visa・mastercardタッチのみ)→対応カード
これ全て紹介した方法だけで使えます。何か機能制限されていると思いきやほぼありません。
使えない機能
とはいえ、使えない機能があるのも確かです。
使えない機能
- 壁紙のダウンロード
- LINEなどの通知確認&返信
- ストリーミング音楽再生
- 電話
- Map
- (SuicaやQUICPay・iD)←元々使えない
主にこの4つです。Wi-Fiが必須なツールは使えません。もちろん、家に帰ってこれば使えますけどね。
これこそ本来のスマートウォッチなのかも
僕は最近まで、今回紹介した方法でGalaxyWatch×iPhoneライフを送っていたのですが
これで十分じゃね?
ということをずっと思っていました。
時計をつける目的
- カッコいい
- カッコいい
- 爆速時間確認
- 軽い情報取得
- 軽い体の管理
時計を付ける本来の目的って、通知を見るためでもなく、電子マネーを使うためでもないと思うわけです。
なのでもしも、iPhoneという理由でGalaxyWatchを買おうか迷っている方は是非とも買ってほしい。あわよくば今後、iPhoneからGalaxyスマホに乗り換えてほしい。
以上、OneUI好きの人間がお送りしました。
Galaxy Watch5 Pro 45mm/ ブラックチタニウム