【徹底調査】ご注文はうさぎですか?の作者Koi先生を語りたい

2023年3月12日

なにもの?

この言葉に当てはまるのは、HPの更新が2015年10月で止まっていて、pixivは新刊発売時のみ投稿され、Twitterアカウントは2023年なのにも関わらず存在していない『ご注文はうさぎですか?』の作者ということで有名なKoi先生だと誰もが思うだろう。

だがそれはほぼ間違っている。

ということで今回はそう断言できるようになるKoi(Koi)先生の知られざる歴史を現在使える手段を全て用いて徹底的に調査したから、予想+考察+推理をしながら語っていく。

まとめ表へのショートカット(全文読んでから見ることを推奨)

注意

内容が内容だけに、突然記事を書き換え・非公開にするかもしれないがご了承を。
間違っている情報が紛れ込んでいるかもしれないのでご了承を。

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前提知識

Koi - Wikipedia Koi - pixiv

  • ご注文はうさぎですか?という作品の作者
  • とんでもない漫画家・イラストレーター
  • 持病で入院しかけて休載しそうになった
  • 取材旅行(ヨーロッパ)
  • 乙女ゲームのグラフィッカーをやっていた

これらはごちうさ展パンフレットに記載されていた紛れもない事実であり、この記事の前提知識。

知っている人は知っているKoi先生が2人組ユニットという衝撃の事実については、後でしっかりと語らせていただくが、語るまでは2人組の中の1人を調べているという認識で読んでいただきたい。

第1章Koi先生の旧HP・Blog

ABOUT|EXTREMITY OF THANKSより引用

まず第1章では、古のHP・Blogについて説明しよう。

実はKoi先生は今のWIX.comで作られているHPよりも長く運営していた(約2015年閉鎖)昔のHPがあってその名前/ドメイン名は

【EXTREMITY OF THANKS:yukitiyo.web.fc2.com】

なんだがこのHPには、住居地が東京であることやpixivのリダイレクトURL名にkoisan(今でも一応動作)を指定していること、ブログURLが設置されていること、など今となっては考えられないほど興味深い情報が多く掲載されていた。

感謝の極みというブログに掲載されていた内容

  • Rabbit House Tea Party2014に現地参加
  • アニメ制作の手伝い(私服とか)
  • アルザス地方近辺に行った(ごちうさの舞台)
  • ありがとう!

Koi先生は元々【感謝の極み】というブログを運営していて、上記のような内容やイラスト・お仕事情報などが掲載されていた。

感謝の極み(https://sumisirosikkoku.blog114.fc2.com)←閉鎖済

ここからが本編

Koi先生の旧HP・Blogはドメインでわかる通り、FC2ブログで作られているのだが、

FC2ブログ:広告が表示される代わりに”サブドメイン”を自由に設定できるうえ、サーバー等の諸経費が無料なサービス。

そう、yukitiyoやsumisirosikkokuというサブドメインは”Koi先生自身が”設定しているんだ。

ゆきちよ?すみしろしっこく?なんじゃそりゃ?

第2章:本編の幕開けCircle Reveryというゲームサークル

ゆきちよは後で触れることにして、すみしろしっこくと調べて検索上位に出てきたのは謎サークルCircle Reveryレヴァリィのスタッフ日記(2023年でも閲覧可能)だった。

軽く目を通してみると、『夢刻のマレビト』という同人ゲームを開発しているらしく、純白漆黒(すみしろしっこく)はその絵描き担当だそうだ。

「検索上位にも出てくることだし、なにかCircle ReveryとKoi先生は関係あるのかもしれないな〜」と思い、Twitterで調べてみると、何やら純白漆黒はKoi先生の旧ペンネームらしい。
「なわけあるか」と思いながら、純白漆黒さんの日記を軽く読み漁っていくと【SAIいいよSAI】という記載があるではないか。

これはもしかするのではないか?脳裏にこの言葉が浮かびながら、重く読み漁っていくと…

  • (Koi先生の旧Blogドメイン名はsumisirosikkoku)
  • 純白漆黒さんは絵担当
  • SAIに乗り換え
  • 純白漆黒はこいゆきにペンネームを変更
  • サークルレヴァリーのトップ絵が既視感
  • エイプリルフールについての記述

もしかした。確実に純白漆黒はKoi先生だ。

そうなれば話は速い。このブログを徹底調査し、手がかりになりそうな情報から頑張るだけ。

その結果が下記だ。

  • 日本工学院八王子専門学校に通っていた
  • 年齢が36歳or37歳
  • TOP絵のEXIFから元々はPhotoshop CS2を使っていた
  • 手を描くのが苦手
  • スーパーでアルバイトをしていた
  • 一人暮らし

日本工学院八王子専門学校が卒業校な理由

どうも、純白漆黒です。
PNを「こいゆき」に変えましたので、改めてよろしくお願いします。

最近ようつべで、ぱにぽにを流しながら絵を描いています。
いやぁー、こういうノリは大好きですねー。
終始、笑いっぱなしでございます。

それに、なんつーかいろいろエロい。
絵描きの私にとっては勉強になります(あ

そういえば今日はうちの専門で文化祭があります。
今年はベッキーが来るそうで。

ちょうどぱにぽににハマっている私にとっては、ベッキー繋がりかぁって思ってみたり。

マホマホ [2006年10月8日]|スタッフ日記より引用

2006年10月にベッキーが来た専門学校の文化祭を探すと、東京工科大学と日本工学院八王子専門学校の共同で開催されている紅華祭しかない。

東京工科大学は専門学校でないから、よって、Koi先生が卒業した学校は日本工学院八王子専門学校である。

同窓会会報|東京工科大学同窓会

36歳or35歳という年齢がわかる理由

どうも、こいゆきです。
今週は飲み会ラッシュで、だいぶ不規則な生活を送っております。

久しぶりに高校の友達で集まって飲み会。
クラスの友達と個人的な飲み会。
そして、明日はクラスで飲み会。

がげふ。

さて、明日は専門で最後の授業です。
もう、八王子ともお別れか。
あっという間の2年間だったのであんま実感できませんわー。

飲み会らっしゅ。[2007年3月2日]|スタッフ日記より引用

2007年3月に専門学校を卒業するということは高校卒業・専門入学は2005年3月。

よって、Koi先生の年齢は36歳もしくは早生まれだと35歳である。

2023年時点。

PhotoshopCS2からSAIに移行したことがわかる理由

初投稿の際、画像が添付されていたのだが、そのEXIFに

【CanoScan LiDE 60 | Adobe Photoshop CS2 Windows】

というデータが残っていた。そして、4月22日に「SAIいいよ」という投稿がされていた。

その他がわかる理由

手を描くのが苦手⇒N.H.KのH

アルバイト(スーパー)⇒花粉症。

一人暮らし⇒大雨だーーー!

エイプリルフール→花粉症。

Circle Reveryのゲームは結局、世に出ることはなかった…

Circle Reveryより引用

Koi先生について色々わかったこのCircle Reveryが制作していたライトビジュアルノベルゲーム『夢刻のマレビト~黄昏~』は結局世に出ることはなかった…
これは左のProductsが2023年でも工事中になっていることからわかるだろう。

一応と思ってCircle ms等で調べてもヒットすることはなかった。

第3章下積み時代

萌えキャラフリーイラスト集から。確実にKoi先生というわけではない。

萌えキャラフリーイラスト集|ナツメ社:2010年1月11日

萌える!物理法則・公式集|ナツメ社:2010年10月19日

図説 女子高制服百科 ―共学編―|幻冬舎コミックス:2011年1月1日

萌え萌え大戦争☆げんだいばーん|システムソフト・アルファ:2011年4月28日

SAIで女の子を可愛く描こう!アスキー・メディアワークス:2011年9月21日

萌える!エネルギーのすべて|ぶんか社:2011年11月1日

戦国ガールズナイン|ゲームオン:2012年5月24日

Koi先生が関わっている本・ゲーム・仕事をほぼ全てまとめたのだが、2010年までナツメ社(編集はサイドランチ)でしか出版していない。

2010年というと、卒業してからのいわゆる下積み時代に当てはまるから、Koi先生はごちうさ連載までサイドランチ社で働いていたと予想できる。

単なる偶然だと思う方は以下のURLを参照して確証に変えてほしい。ココアちゃんの親戚かな?

イラスト制作 | 株式会社サイドランチ 漫画編集プロダクション

pixivの投稿頻度が半端じゃなかった

今Koi先生のpixivアカウントはごちうさ新巻発売当日しか投稿されていないが、2008年〜2013年ぐらいまではごちうさ以外のイラストを1週間に1回ぐらいの高頻度で投稿していて、コメント返しもしっかりとしていた(一人称は俺)。

yukitiyoを鍵にTINAMIアカウントを発見

「いやいやいや、そんなのありえないでしょ」と思う方へ、今でもそれが垣間見れるSNSアカウントを見つけてきた。

KoiさんのTINAMIアカウント(22996)

これがKoi先生の10年前のイラストだ。

2人組ユニットという事実についての考え

前提知識でチラッと書いたが、実はKoi先生は2人組ユニットなんだ。これはごちうさ展入場時+パンフレットの最初に堂々と記載されていた事実。

「あれ?この記事にもう1人のこと書いてなかったな…おかしいな…」

この件に関しては、現在も色々調べたり考えたりしているのだが、個人的にはKoi先生は確実に1人しか存在していなく原悠衣先生とのユニット説で落ち着いている。

どう考えてもKoi先生は1人

  • 歯車が噛み合いすぎ
  • 純白漆黒(こいゆき)=Koi先生は1人暮らしをしていた
  • もう1人の情報が一切出てこない
  • パンフレットのインタビューを結局1人で答えている
  • 他人の自我が見えない

まず上記理由からどう考えても私達が知っているいわゆるKoi先生が2人いるとは思えない。

原悠衣先生とのユニット説

  • 上記ツイートでわかる通りイラストのテイスト・ファン層が似ている
  • どちらもSAIを使用
  • Koi先生の旧ブログによく登場
  • ごちうさ第1期1話のエンドカード担当は原悠衣先生
  • まんがタイムきららマックスの表紙で何度もコラボ

これらから、Koi先生×原悠衣先生の2人組ユニット説を唱えることができる。

もしもこの説が正しければ急に発表した理由や1人の情報しか出てこない理由、ごちうさ展パンフレットインタビューを結局1人で答えている理由など大体全ての疑問が解決する。

ただ1つ重大な欠陥がこの説にはあり、原悠衣先生がなぜ公言しないのか?ということ。
色々理由を考えることはできても決定打になる理由が思いつかない。

【考えてみた理由】
・手伝いのみだから
・入院しかけた時からユニットになったから
・きんモザ連載終了してからユニットになったから
⇒ごちうさ展以外にも発表する機会はあったはず

とはいったものの、今ある情報を整理して推理すると現実的な説はこれしかない。調査・推理の限界。

これらから考察・推理できること

ここまで読めば、なぜ【Koi先生のツイッターアカウントは確実に存在している】と言い切れるのかわかるだろう。

ブログを計3つ運営して、pixivのアカウントもあって、マイナーなTINAMIアカウントもある人間がTwitterをやっていないわけがない。

2014〜2015年がターニングポイント

pixivのイラストが消されたのも、今のHPの更新が止まったのも、ブログが閉鎖されたのも全て2014〜2015年。

確実にここでKoi先生にとって大きな転換期・イベントがあったのは間違いないだろう。

とはいえ謎はまだ多く存在

これで徹底調査してわかった内容を大体全て記述していったんだが、これでもまだ解明できそうにない謎な部分がある。

yukitiyo

Koi先生の旧HPのドメイン名はyukitiyo.web.fc2.comなのだが、このサブドメインが謎。

もしかして本当にKoi先生は2人存在して、もう1人の旧ペンネームがyukitiyoなのか?

全角表記

Koi先生はなぜか全角を好む。公式HPや芳文社の作品一覧など、Koi先生の表記は大体全て全角だ。

もしかして本当にKoi先生は2人存在して、2人のときはKoi、1人のときはKoiにしているのか?

おまけ|BookLiveにお問い合わせ

おまけ。

Koiの一覧|BookLive  あっとの一覧|BookLive

BookLiveという電子書籍配信サイトには作者プロフィールページというものが存在していて、そこに【Koi先生の性別:男性】という記載がある。そして、性別不詳の『のんのんびより』の作者であるあっと先生の性別も”男性”という記載がある。

誰もが「絶対に間違った情報だろ」と思うはずだから実際にお問い合わせを送ってみると、【情報提供元に確認し対応します。情報提供元の名前は言えません】というような内容の返信が返ってきた。

ここでのポイントは情報の正確性ではなく情報提供元がいる事実。この情報提供元は一体どこ?というのが謎な部分。 テンプレ説は否めないが。

徹底調査してわかったKoi先生の詳細プロフィール

ペンネーム 純白漆黒(すみしろしっこく)→こいゆき⇒Koi
使用ツール PhotoshopCS2⇒SAI
性別(予想) 男性?
年齢(2023年時点) 36歳or35歳(2023年時点)
卒業校 日本工学院八王子専門学校
就職先(予想) 株式会社サイドランチ
在住(2015年時点) 東京都
SNS pixiv(330328|koisan)
TINAMI(22956)
Twitter(?)
メールアドレス 一応非掲載
現HP EXTREMITY OF THANKS(exofthanks.wixsite.com/extremity-of-thanks)
旧HP 感謝の極み(yukitiyo.web.fc2.com/)
旧Blog(PNはKoi) sumisirosikkoku.blog114.fc2.com/
旧学生時代の個人Blog(PNは純白漆黒,こいゆき) 感謝の極み。(blog.livedoor.jp/sumisirosikkoku/)
所属・参加していたサークル Circle Rebery(revery.yu-yake.com/)
萌神社
もきゅソフト(もえくり2|イラスト)
Circle Reveryサークルのスタッフ日記 スタッフ日記(blog.livedoor.jp/anirin_b/)

性別はpixivのブックマークで各自で確定してほしい。Koi先生の思考が少し垣間見れる。

歴史・時系列

1987or1988年(2023年時点) 生誕
2005年3月 高校卒業+日本工学院八王子専門学校入学
専門学校時代 【感謝の極み。】という個人ブログを更新
Circle Reveryというサークルに所属+日記を更新
スーパーでアルバイト
SAIに乗り換え
2007年3月 専門学校を卒業&株式会社サイドランチに就職?
2008年〜2010年 【関係した仕事】
・萌えキャラフリーイラスト集|サイドランチ社
・萌える!物理法則・公式集|サイドランチ社
・戦国ガールズナイン|サイドランチ社
pixivを高頻度で更新
2010年12月号 まんがタイムきららMAXでスペシャルゲスト3連発として【ご注文はうさぎですか?】を掲載
2011年3月号 まんがタイムきららMAXで【ご注文はうさぎですか?】を連載開始
2011年7月28日〜9月7日 TINAMIを更新(5作品)
2014年春 アニメ1期放送
2015年8月16日(C88) もえくり2~イルセの魔法書~頒布
2015年秋 アニメ2期放送
2017年春 アニメ劇場版公開
2019年夏 アニメOVA公開
2020年秋 アニメ3期放送
2021年10月〜11月  Café Lumière(展示会)←ここで2人組発表
持病で入院しかけた

この記事を公開するにあたって

人によってはこの記事を「流石にここまで書くのはまずいでしょ」と思ったかもしれないが、正直これは執筆している人間もそう思っている。

どこまで公開するべきなのか?そもそも公開すべきではないのか?を悩みに悩んでいた。

木构小镇的创造者,神秘的Koi(https://www.bilibili.com/read/cv9321793)

ただ、そんな時こんな記事を見つけGoogle翻訳を駆使して読んでみると、Koi先生の過去について画像付きで事細かに説明されていた。

ごちうさ4期が放送されKoi先生について知りたい人が増えた時に、もしもこの記事が見つかった場合どうなるか?を考えたら、ほぼ全てを公開するのが最善だと判断するしかない。

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